子ども向け工作イベント「レーシングカーを作って競走させよう」が4月23日に松戸市少年少女発明クラブ館（松戸市新松戸3）で行われる。

工作教室の会員の作品「整理箱」

　松戸市少年少女発明クラブは1983（昭和58）年に発足し、松戸市内と近隣の子どもたちに科学的な興味・関心を追究する場を提供し、創作活動を通して科学的な発想に基づく生活態度と想像力を開発・育成することを目的に活動。5月から翌年3月まで、工作教室を土曜コース・日曜コースそれぞれ30回開講。会員はいずれかのコースを選んで受講する。

　同イベントは毎年、4月18日の「発明の日」前後に、同クラブが子どもたちに科学への好奇心を持ってもらうことを目的に開催。会員以外の人が同クラブの活動を体験できるのは同イベントのみ。モーターで動くレーシングカーを、より良く走らせられるように工夫しながら作り、コース上を走る距離を競う。

　同クラブの担当者は「レーシングカーの主要構造は、身の回りにある再生可能な材料を使って作る。無駄なくきれいに心を込めて作り、コースを走れるように仕上げてレースに参加してみてほしい。なおかつ優勝できたら最高」と話す。

　対象は小学3年生～中学3年生。開催時間は午前＝10時～12時、午後＝13時30分～15時30分。参加無料。定員は午前・午後各40人。上履きと単3電池1本の持参が必要。申し込みは開催前日まではがきで受け付ける。定員を超えた場合は電話で連絡がある。