「古舎(ふるや)カフェ 灯環(とわ)」(流山市流山3、TEL 04-7158-0221)が1月6日にグランドオープンした。
米穀店の倉庫として1963(昭和38)年に築造された建物をリノベーションしたカフェ。地元の食材やこうじ、流山特産の白みりんを使った料理を提供する。
店主の秋元由美子さんは、2012年(平成24)年11月から10年間、江戸時代に建てられ1898(明治31)年に移築された「笹屋土蔵」(流山1)で「蔵のカフェ ギャラリー灯環」を営業していた。秋元さんは「以前からカフェと器の店を巡るのが好きで、地元の流山で再び同じような店を開くため、建物の賃貸契約満了の昨年9月を機に、ここに移転した」と話す。
メニューは、おまかせデリプレート(1,760円)、特製カレーランチ(1,650円)、ほっこりみりんde(で)スィートポテト(770円)などを提供する。使用している笠間焼、益子焼の器は、秋元さんが陶器市などで購入したお気に入りの品。併設のギャラリーでは、作品展やワークショップなどのイベントを開く。
秋元さんは「時期がきて場所を変えざるを得なくなってしまっただけで、思いや提供するものは変わっていない。はやりや世の中の風潮に流されない、世の中が変わっても変わらない、人が人としてほっとできるものやことを大事にしたい。日常から離れ、心の休息になるひとときを過ごしてもらえたら」と話す。
営業時間は10時30分~16時30分(ラストオーダー)。要電話予約。未就学児の入店不可。月曜・火曜定休。