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松戸戸定歴史館で特別展 徳川慶喜・昭武兄弟の陣羽織展示も

徳川慶喜所用の「白羅紗葵紋付陣羽織」(東京都江戸東京博物館所蔵)

徳川慶喜所用の「白羅紗葵紋付陣羽織」(東京都江戸東京博物館所蔵)

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 特別展「幕府再興とパリ万博―1867・運命の転換点」の後期展示が10月13日、戸定歴史館(とじょうれきしかん、松戸市松戸)で始まる。

戸定歴史館外観

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 江戸幕府第15代将軍徳川慶喜の異母弟、徳川昭武(あきたけ)が隠居後の後半生を過ごした邸宅、戸定邸(国指定重要文化財)に隣接する戸定歴史館。特別展の前期展示は7月3日~9月20日に行われた。

 同展では、徳川昭武が慶喜の命により1867 (慶応3)年にパリ万博に派遣され、パリ万博への参加、欧州での折衝中に江戸幕府が崩壊した史実を踏まえ、パリ万博に関係する基本情報と歴史資料を展示し、慶喜・昭武兄弟や使節団が展開した活動と、国内外情勢の変化について紹介。パリ万博に昭武の随行員として参加した渋沢栄一が主人公のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の放映に合わせ、渋沢栄一が果たした役割についても解説する。

 徳川昭武が渡欧時に使ったという「緋羅紗地三葉葵紋陣羽織」「御陣笠」「金側葵紋付節公肖像入懐中時計」、徳川慶喜が朝廷に大政奉還を申し出た際の建白書の写し「政権を朝廷ニ奉帰建白写」 など約90点(前期・後期の入れ替え分、複写写真を含む)を展示する。

 後期では新たに、東京都江戸東京博物館(東京都墨田区横網1)が所蔵する徳川慶喜所用の「白羅紗葵紋付陣羽織」、陣笠を展示。戸定歴史館所蔵の徳川昭武の陣羽織と合わせ、兄弟の陣羽織を同じ場所で展示する。

 同館学芸員の小川滋子さんは「徳川慶喜・昭武兄弟の陣羽織が並ぶ企画は当館初。歴史上の存在と遠く感じがちだが、実際に身に着けた装束や、手書きの文書などから、彼らが実際にその時代を生きていたことを感じていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は、一般=150円、高校生・大学生=100円、中学生以下無料。10月31日まで。

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