今年も「新松戸まつり」が7月13日・14日、「けやき通り」「新松戸中央公園」(松戸市新松戸)で開かれた。
地元住民の手作りで、毎年20万人以上の来場者が訪れる同イベント。1987(昭和62)年の初開催以来、今年で33回目を迎えた。
地元の商店会や町会などが運営する、カレー、タピオカドリンク、酒類、射的など約150の露店が会場に並び、幅広い年齢層の来場者でにぎわった。鳴子踊り、花笠踊り、サンバのパレードのほか、ダンスや和太鼓演奏などのライブも行われ、熱気あふれるパフォーマンスに観客が拍手を送った。
会場の美化に向けた施策として、ごみの分別方法について日本語に加え、英語、中国語、韓国語による場内放送で情報提供を行ったほか、両日15時から5分間、露店での販売を休止し、来場者も含めた全員でごみ拾いをする「クリーン大作戦」が行われた。
同実行委員会顧問の向居彰夫さんは「まつりを取り巻く環境は徐々に厳しくなっているが、来場者皆さまの安全のために、食中毒や火災の防止、不審者対策など、実行委員会を挙げて全力で取り組んでいる」と話す。