東京外かく環状道路の三郷南IC~高谷JCT間の6月2日開通に伴い、「松戸インターチェンジ」(松戸市三矢小台)の供用が始まる。
同道路区間延長15.5キロの開通と同時に国道6号~国道357号(延長11.4キロ)を接続する国道298号も開通。東日本高速道路では、4つの放射道路(東関東道、常磐道、東北道、関越道)の接続により、都心の交通円滑化や物流の生産性向上、つくば方面から湾岸部の大型集客施設への所要時間短縮が期待される。
国道298号線の開通は、松戸・市川間の地域が初めて4車線道路で結ばれ、沿地域線の渋滞緩和や生活道路の安全性向上が期待される。同市都市計画課の松浦明南(あきな)さんは「松戸市初となる高速インターチェンジ開設により、車や人の流れが変わり、松戸に立ち寄る人が増えて街のにぎわいにつながることを期待している」と話す。
同インターチェンジは、高谷JCT方面への入り口、三郷南IC方面からの出口のみの「ハーフインターチェンジ」となるが、同道路の千葉県区間のインターチェンジは全て同方式のインターチェンジとなっている。「高速道路と国道の延長による松戸・市川間の渋滞緩和で市民生活や経済活動が改善されれば」とも。