松戸の栗山浄水場(松戸市栗山)で2月4日、同浄水場内にある「栗山配水塔」が国の登録有形文化財へ登録されたことを記念したイベントが開かれる。
昨年6月の「旧齋藤家住宅主屋」に続き、松戸市内2例目の国登録有形文化財に登録された同配水塔は、1937(昭和12)年から創設当時の原形を保つ地域のランドマーク。施設内部の公開や登録証の授与などを兼ねた同イベントは千葉県水道局が主催し、松戸市教育委員会が後援する。
当日は、登録証授与式と施設公開のほか、水道局の検針員の仕事を体験できる「水道局お仕事体験」、配水塔をモデルにした「写生会」、災害時に使われる非常用給水袋を使った「応急給水体験」、柿ノ木台小学校と矢切小学校による吹奏楽の演奏などの催し物も予定する。
松戸市社会教育課の松木貴裕さんは「地域の宝といえる貴重な文化財が増えてうれしい。当日は現役稼働中で普段は入れない配水塔を見られる貴重な機会。ぜひお越しいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。荒天中止。