松戸駅周辺の各所で11月15日から「松戸クリスマス音楽祭」が開催されている。
「音楽の街、松戸」を目指し、松戸駅西口デッキや「プラーレ松戸」「アトレ松戸」「伊勢丹松戸店」などの大型店舗、飲食店などを会場に、市内で約60ステージの演奏会を繰り広げる同イベント。松戸駅周辺商業恊同組合が主催し、今年で6回目となる。
松戸クリスマス音楽祭運営員会で企画協力する「トラベラーズ・カフェ」代表の四ッ谷和好さんは「南仏を訪れたときに、バンスという小さな村で食事をしながら演奏を聴くイベントがあり、とてもすてきだと感じた。多会場で小規模のクリスマスコンサートを企画したのは、なじみのあるクリスマス音楽を中心にお届けすることで、親しみやすいイベントを作りたいと思ったのがきっかけ」と話す。
「カフェドカオリ」(松戸市松戸)、「トラットリア・イルレガーロ」(根本)、「中国菜 戸芽主」(本町)、「MONKEY」(根本)などの飲食店で開かれるコンサートの多くは予約制。コース料理とともに音楽を楽しむ時間を提供する。
クリスマスとあまり縁のない場所も会場となっており、12月10日の吉祥寺(根本)でのトランペット、パーカッション、キーボードによる編成の「松戸響かせ隊」によるコンサートや同17日の平潟神社(松戸市松戸)でのバイオリンとチェロによるコンサートも予定する。
松戸駅西口デッキステージでは、吹奏楽、ジャズ、ゴスペルなどの演奏会を期間中4回開くほか、12月24日には関連イベント「クリスマス抽選会」も行う。
四ッ谷さんは「松戸には音楽関係の方が多く住んでおり、市内の学校でも音楽教育に力を入れている。松戸が文化のあふれるすてきな街になってほしい」と話す。
12月25日まで。