松戸の坂川沿道で3月11日・12日、「松戸宿坂川河津桜まつり」が開かれる。
早咲きの河津桜を、屋台や催し物などとともに楽しむ同イベント。同実行委員会の八嶋正典さんによると今年はすでに花が咲いており、2月24日~3月12日の夜間は桜のライトアップが行われている。
両日、坂川沿道で甘酒・お汁粉などの飲食屋台や野だてや演舞などの催し物を予定。同時開催される「矢切ねぎまつり」では、朝採りの矢切ネギの販売、矢切ネギのじか火焼きの提供を行う。
戸定歴史館(松戸市松戸)では、関連イベントとして「戸定さくら雛(びな)」を展示。戸定邸敷地内の竹を用いたひな人形で桃の節句を祝う。
近隣の商店会の協賛店舗では3月12日まで、「さくらまつり謝恩セール」を行う。協賛店での購入額に応じて、イベント当日の買い物や花の苗との交換に使える地域マネー「チェリー」を配布する。
八嶋さんは「河津桜の穏やかな味わいは街なかの水辺に似合うので、春の訪れをゆったりと楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。荒天中止。