松戸市は8月1日、ふるさと納税制度により市に1万円以上の寄付をした市外在住の個人に記念品の贈呈を始めた。
寄付をした際に額に応じたポイントを付与し、有効期限である2年間、寄付者の好きなときに記念品と交換することができる仕組み。「福祉のまちづくり事業」等14の寄付メニューより使途を指定できる従来の制度に加え、今回の事業を実施することで、市への寄付促進と市内事業者の活性化を図る。
記念品は市内事業者8社の計29品。記念品事業者としての参加が全国初となる三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区)、企業立地促進補助金制度による誘致により市内に工場を構えたメリーチョコレートカムパニー(東京都大田区)などが事業者に名を連ねるほか、市内障害者就労施設で製造された商品も記念品となる。今後も記念品の事業者の募集は随時行い、制度の充実を図る。
松戸市総務課の宮田正悟さんは「松戸出身の方や、これを機会に松戸市を応援したいという方に対して魅力あふれる特産品を用意することで、全国に松戸市をPRしたい」と意気込む。