松戸市消防訓練センター（松戸市八ケ崎4）で1月9日、新春恒例の「松戸市消防出初式」が行われた。

松戸若鳶会によるはしご乗り

　地域の消防団員など消防関係者が一堂に集まり、市民と共に1年の安全を願う同式典。この日は、消防隊と消防車両の入場から始まり、表彰式や消防演習が行われた。

　会場では、消防音楽隊の演奏、ダンスチーム「ピンクダイヤモンズ」のダンス、松戸若鳶会の「『木遣り（きやり）』と『はしご乗り』」、幼年消防クラブによるマーチング、消防演習が行われた。

　消防演習では、松戸市の消防隊員が逃げ遅れた人を救助し一斉放水で鎮火する訓練を披露し、消防に対する意気込みを見せた。

　式辞で本郷谷健次市長は「異常気象による豪雨や台風、懸念される首都直下型地震、南海トラフ地震など複雑化する災害に的確に対応していきたい」とあいさつした。