松戸南部市場が毎週土曜日、水産棟と関連食品棟の2カ所でマグロの解体実演と販売を行っている。
1966(昭和41)年、首都圏初の大型民営卸売市場として開業した同市場。開業当初は業者や商店が対象だったが、一時、大型スーパーの増加とともに個人商店が減少したため活気を失っていた。そこで、新たな取り組みとして市場を一般客に開放し、さまざまなイベントを企画。今では早朝から業者とともに一般客が食材を求めて訪れるようになった。
そのイベントの一つがマグロの解体実演販売。その日に入荷した新鮮なマグロを、プロがまぐろ包丁で手際よくさばき短冊状に「サク取り」して販売する。
プロのさばいた上質なマグロは、筋を感じないおいしい仕上がりになるため、毎週足を運んで買い求める人が多い。
実演販売は10時から。