馬橋駅(松戸市馬橋)西口で8月22日・23日に「第15回坂川清流灯篭(とうろう)まつり」が開かれる。
開催当初は「坂川を奇麗にしよう」と始まった同イベント。1994年に江戸川と坂川の水環境を改善するために、地域住民と松戸市、流山市、柏市、千葉県、国が共同で「清流ルネッサンス江戸川・坂川地域協議会」を立ち上げ、その後の活動の結果清流化が進み、現在では坂川の清流復活を喜ぶと共に、地域の活性化と交流を深めることを目的に開催されている。
同イベント実行委員会代表の高橋義雄さんは「昔は坂川は汚い川として有名だったが、今ではコイやフナや亀が泳ぐ姿や水辺に野鳥の姿が見られるようになった。これからも『清流復活でつなぐ地域の和』をテーマに続けていければ」と話す。
菖友会(しょうゆうかい)による「坂川清流太鼓」を皮切りに、松戸消防音楽隊や小学校のブラスバンド部、サンバチームによるパレードのほか、民謡、ハワイアンダンス、灯籠流しなどを予定している。
「見どころは、22日の清流踊りの会による『坂川清流灯篭おどり』、23日の松戸セレージャサンバチームの『サンバパレード』と『棟方志功万灯みこし』。この3つは特に見てほしい」と高橋さん。
開催時間は9時~21時。小雨決行。