暮らす・働く

松戸「21世紀の森と広場」で屋外落語会 夏の怪談噺2席

橋の下に設けられた高座で落語を披露する雷門小助六さん

橋の下に設けられた高座で落語を披露する雷門小助六さん

  • 0

  •  

 「21世紀の森と広場」(松戸市千駄堀)で8月8日、屋外落語会「お笑い怪談噺(ばなし)『七度狐(しちどぎつね)』」が開かれた。

雷門小助六さんは2013年5月に真打ち昇進した松戸出身の落語家

[広告]

 出演者は、落語芸術協会(東京都新宿区)に所属する雷門小助六さんと春風亭昇也さん。小助六さんは松戸市出身で2013年5月に真打ち昇進し3代目雷門小助六を襲名した。昇也さんは野田市出身の二ツ目。

 開口一番の昇也さんは、幽霊のお菊が皿を数えて9枚まで聞くと狂い死にするといわれているため、見物人たちは6枚まで数えたところで逃げるという噺の「お菊の皿」。小助六さんは、仇(あだ)した相手を7度続けて化かすという執念深いキツネから恨みを買う旅人2人の噺で「七度狐(しちどぎつね)」を披露した。

 当日は子どもたちも多く来場し、怪談噺の落語ならではの笑いを楽しんでいた。小助六さんは「松戸出身なので、いつか『森のホール21』で演じたいと思っていたが、『21世紀の森と広場』で演じるとは思わなかった」と、珍しい屋外での落語をネタに会場の笑いを誘っていた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース