松戸の「森のホール21」小ホール(松戸市千駄堀)で6月28日、音楽フェス「MOYO MUSIC FESTIVAL 2015」が開かれる。主催は、障がいのある子どもたちを中心に音楽療法を展開する社会福祉事業所「音楽療法推進センターMOYO」(松戸市六実1)。
今年で5回目となる同フェス。今回は「ビーチ」をテーマに、客席前方は椅子を廃しダンスフロアに変更。アーティストと観客が一体となり音楽を聴いて踊る参加型の音楽フェスを企画した。
「すべての人に音楽を」との趣旨に賛同し集まったという出演アーティストは、KONISHIKIさん(ハワイアン)、BLACK BOTTOM BRASS BAND(ニューオリンズ・ブラスバンド)、WAIWAI STEEL BAND(スチールパン・プレーヤー・バンド)、サカノウエヨースケ&SPIRAL SPIDERS(J-POP)、打楽器を使った自由なセッションで原始の音楽を再現するGROOVE CONNECTのファシリテーター野田憲一さんなど。
同事業所センター長で日本音楽療法学会認定音楽療法士の益山ゆきさんは「お年よりも赤ちゃんも、男性も女性も、障がいのある人もない人も、どんな人も音楽と友達でいてほしい」と話す。
「音楽が好きなのに周りに迷惑をかけるからと考えてコンサートに行けない人たちがいる世の中はおかしい。音楽は本来、声を出したり体を動かしたりして自由に楽しむもの。それが当たり前になる世の中を実現したくて毎年フェスティバルを行っている」とも。
13時15分開場、14時開演。入場料は、前売り=2,500円、当日=2,900円、未就学児無料。