
古本市「南流山みなみな箱市」が南流山駅前公園(流山市南流山)で10月25日に開かれる。
「南流山みなみな箱市」のマルシェに出店した、アクリル端材を使ったアクセサリーの店(前回の様子)
南流山周辺の住民による団体「南流山まつリバプロジェクト」が主催する。同団体は2023年の発足以来、「南流山を人が集まる『祭り場』がある街に」をコンセプトに掲げ、老若男女誰もが表現できる・楽しめる場づくりと文化の発信を目的に、南流山駅周辺でこれまでに5回のイベントを開催してきた。「南流山みなみな箱市」は毎年秋に開いており、今回が3回目となる。
当日は、ミカン箱サイズの箱1つを店に見立て、公募も含めた地域に縁のある出店者を中心とした約20店が、小説、絵本、文芸書、美術書、同人誌などの古本を販売する。マルシェでは、アクセサリー、紅茶、ハーブティー、焼き菓子などを販売する予定。キッチンカーも3台出店し、おにぎり、たこ焼き、中華おやきなどを販売する。
ステージでは、「南流山まつリバプロジェクト」と地域の事業者が考案したオリジナル体操「菜の花るんるん体操」をダンススクールの子どもたちが披露する。
同団体の豊澤里紗さんは「大人も子どもも楽しめる、盛りだくさんなカルチャーイベント。出店者さんの表現を通して、南流山周辺に新しく引っ越してきた人も長く住んでいる人も、居住歴の長短を問わないコミュニケーションの場になれば」と話す。
開催時間は10時30分~16時。入場無料。雨天の場合は11月1日に延期。