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松戸・坂川沿道で今年も「河津桜まつり」 飲食屋台が出店、矢切ねぎ販売も

昨年開かれた「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」の会場

昨年開かれた「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」の会場

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 「第13回松戸宿坂川河津桜まつり」が3月1日・2日、松戸市の坂川沿道で開催される。

「河津桜まつり」茶道のお点前を披露する「野だて」の会場

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 春雨橋親水広場から小山樋門(こやまひもん)(以上、松戸市松戸)にかけての約500メートルの区間で、例年2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎える河津桜を飲食屋台や催し物などとともに楽しんでもらう同イベント。松戸宿商業振興連合会が中心となり、商業振興、環境美化、世代間交流、コミュニティー再構築を目指して行う。会場付近は江戸時代の宿場町で、松戸宿(しゅく)と呼ばれていた。

 松戸神社参道と坂川沿道に、飲食・物販の屋台が20店以上出店する。同時開催される「矢切ねぎまつり」では、松龍寺参道で松戸特産の矢切ねぎ3000本を販売する。春雨橋親水広場では「フードコート&ながるるファーマーズマーケット」も開催され、キッチンカーが来場するほか農産物や手作り品を販売する。

 会場内と松戸宿エリアの商店会の協賛店では現在、「さくらまつり謝恩セール」を実施している。購入額に応じて押印されるスタンプラリーを行い、得点に応じて会場で景品を進呈する。

 関連イベントとして2月22日から、戸定歴史館(同)で「戸定さくら雛(びな)」が展示される。国指定重要文化財・戸定邸の表座敷に手作りのひな人形を飾り、桃の節句を祝う。観覧には入館料(一般=250円)が必要。3月2日まで。

 2月22日~3月9日には坂川沿道のライトアップも行う(18時~23時ごろ)。

 実行委員会事務局長の近藤善信さんは「坂川は、昔は日本一汚れた川とも言われたが、大勢の人々が年月をかけて力を合わせたおかげで花と水辺のきれいな風景に変わり、市内では一足早い桜まつりには多くの人が訪れてくれるようになった。この景色がいつまでも続くように、皆さんも心がけてもらえたらありがたい」と話す。

 開催時間は11時~16時。入場無料。荒天中止。

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