
講演会「東北から命をみつめて」が2月28日、松戸市民劇場の大ホール(松戸市本町)で開かれる。
生活クラブ生活協同組合・千葉 松戸ブロック(松戸市松飛台)が主催する。登壇者は、NPO法人Dialogue for Peopleの副代表で、貧困や災害、難民問題などを東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で取材するフォトジャーナリストの安田菜津紀さん。
講演では、安田さんが東日本大震災の直後から通っている陸前高田市の人々の歩みや、仮設住宅で暮らす人々との出会いから感じたことを写真を交えて伝え、「命を守る」ために必要なことは何か、地域のつながりをどのように築いていくのかを考える。講演会終了後、安田さんの著書の販売とサイン会も行う。
生活クラブ生活協同組合松戸ブロックの古川由美子さんは「生活クラブ生協は、消費者と生産者が手を取り合い、食べ物、エネルギー、助け合いの仕組みを自給・循環させ、身近な地域を持続可能な生活で豊かにすることを目指している。今回の講演を聞いた人たちが、地域で顔の見える関係、助け合える関係を構築することの大切さに気付き、一歩踏み出すきっかけになれば」と話す。
開催時間は10時30分~12時10分(10時開場)。参加無料。定員は300人。参加申し込みはウェブサイトのフォームで受け付ける。締め切りは2月20日。