松戸市を本拠地とするロジスティード陸上部が12月26日、松戸市長を表敬訪問した。
来年1月1日に群馬県で開催される第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝2025inぐんま)に、同部が13年連続となる出場権を獲得したことを受け、多賀鉄朗部長、別府健至監督、前田将太選手、山口航事務局長が松戸市役所を訪れ、本郷谷健次市長、小林清・文化スポーツ部審議官と歓談した。
別府監督は「前回のニューイヤー駅伝では41チーム中40位と、全く予想できない成績だったが、今回は『史上最大のジャンプアップ』で8位入賞を、将来的には優勝を目指している。入社1年目から4年目の若い社員によるチームなので、失敗を恐れず走ってほしい」と選手の活躍に期待を寄せる。
多賀部長は「当部は地域貢献を大切にしており、今年『松戸市七草マラソン』に出場し、松戸市の青少年教室『運動会直前攻略法!かけっこで速く走れるコツ』で講師も務めた。ニューイヤー駅伝が、この一年の活動の集大成となる。大会はテレビ中継もされるので、実況で当社の社名と本拠地の松戸市の名前を多く言ってもらえるように頑張る」とアピールする。
前田選手は「『かけっこで速く走れるコツ』に参加した子どもたちに、この先陸上競技をやりたい、東葛駅伝で走りたいと思ってもらえるよう、良い走りを見せたい」と意気込みを見せる。
本郷谷市長は「社名変更前の日立物流陸上部だった時から、順調に育ってきたチームだと思う。新しい社名も浸透してきている。松戸市を含む東葛地域は、もともと陸上競技が盛んな地域。部としてジャンプアップできるよう、東葛地域の陸上競技をもっと盛り上げられるよう、努力を重ねてもらいたい」と激励した。