「JOBANアートライン協議会」は現在、「JOBANアートラインポストカードアートコンテスト」の作品を募集している。

昨年の「小学生以下の部」優秀賞受賞作品「上野駅と常磐線たち」

　同協議会は、JR常磐線（上野駅～取手駅）沿線の8自治体とJR東日本東京支社、東京芸術大学が、アートを基調とした沿線情報の共有と連携環境の整備による沿線内外への情報発信力の強化、交流人口の拡大を目指して2006（平成18）に設立した。

　「常磐線と風景」「常磐線沿線のスポット」をテーマに、ポストカードアートコンテストを2022年から毎年行っている。今回は応募作品の中から大賞を1作品、優秀賞を10作品（中学生以上の部と小学生以下の部、各5作品）選出。来年1月にJOBANアートライン協議会のウェブサイトで発表するとともに、常磐線沿線の駅などに展示する予定。

　同協議会事務局の吉田成孝さんは「常磐線やその周辺の景色をテーマに絵を描くことで、さまざまな視点で常磐線沿線の新たな魅力を発見するとともに、その魅力を広く知ってもらいたい。自分だけのとっておきの風景などの応募をお待ちしている」と話す。

　応募ははがきで受け付ける。応募点数は1人当たり3点までで、画材は問わないが写真は不可。応募作品は返却しない。締め切りは11月29日（消印有効）。