ブルワリーパブ「松戸ビール」(松戸市松戸、TEL 047-711-7218)とJR常磐線がコラボしたクラフトビール2品目が、9月1日から常磐線金町駅(東京都葛飾区)内のコンビニエンスストア「NewDays 金町」で販売されている。
JR東日本は昨年7月、地域活性化と新しい駅の魅力創出を目指し、アルコール飲料で沿線を盛り上げる方針を打ち出した。コラボ商品として現在、紅茶フレーバーの「常磐セゾンJJ06」とコーヒーフレーバーの「常磐の珈珀(こはく)JL25」を松戸市内の常磐線駅内コンビニ3店舗で販売しており、今回が東京都内での初めての販売になる。
3店舗での売れ行きが好調だったことと、7月に「葛飾納涼花火大会」での試験販売の成功を受けて、常磐線でつながる金町駅にも販売を拡大したという。両商品の開発に当たり、常磐線松戸駅と新松戸駅の駅員が企画段階から味の調整まで参加した。「JJ06」は松戸駅の、「JL25」は新松戸駅の番号。
今回のコラボプロジェクトの運営を担った「まちづクリエイティブ」の寺井元一社長は「これまで大手チェーンや都内の商品が松戸に届くことはあってもその逆はなく、今回のような松戸発の商品が常磐線沿線を通じて都内に広がるのは画期的。この取り組みが松戸の魅力を東京方面に伝える契機となり、都民の皆さまに松戸で開発したビールを楽しんでもらえる機会になることを期待している」と話す。
330ミリリットル瓶入りで、価格は各850円。