松戸の歴史や見どころ、味処を紹介するボランティア有志による観光案内所「松戸探検隊ひみつ堂」が4月13日、「朗読と食で味わう池波正太郎の世界」を開催した。
池波正太郎の剣客商売の朗読と作中に登場する料理を再現して楽しむ同イベント。今回の朗読は「芸者変転」。戸定が丘歴史公園内の松雲亭で、参加者は朗読を聞きながら、こいのみそ煮(芸者変転)、たいの刺し身(春の嵐)、ふきの煮物(消えた女)、菜飯(井関道場)などを味わった。
松戸探検隊ひみつ堂代表の石上留美子さんは池波正太郎作品の愛読者で、市内の飲食店を飲み歩くグルメ。さらに、松戸市民劇団の代表を務め演劇をライフワークにしていることから「このイベントを思い付いた」と話す。
次回は秋ごろを予定しているという。