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千葉大柏の葉キャンパスでトマトおむすび作り体験 規格外のトマトを活用

ドライトマトの炊き込みご飯で「トマトごはんむすび」を作る

ドライトマトの炊き込みご飯で「トマトごはんむすび」を作る

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 ドライトマトを使うおむすび作りを体験してもらうイベントが12月16日、千葉大学柏の葉キャンパス環境健康フィールド科学センター(柏市柏の葉6)で開かれる。主催は「Loco Door(ロコドア)」(東京都江東区)。

千葉大学柏の葉キャンパスで収穫したサツマイモで大学いもを作る

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 「トマトをもっと好きになる~トマトごはんむすび・大学いもを作って食べよう~」と題して開かれる同イベント。12月2日にも開催した。農業の活性化のために千葉大学の協力の下、地域創生と農教連携を実証するイベントとして行う。

 当日は、小学生以下の子どもとその家族を対象に、ドライトマトと同キャンパス内で収穫した新米を鍋で炊いておむすびを作ってもらう。炊飯の間には、トマトについてのクイズを行う。イベントを企画した経緯について、同社の米澤雅行さんは「今年の夏は猛暑だったため、割れてしまい規格外となることも少なくないと聞いたトマトを使って、トマトが苦手な人も好きな人も『もっとトマトを好きになる』食べ方を提案したかった」と話す。当日は同時に、キャンパス内で収穫したサツマイモを使った「大学いも」も作ってもらう。

 12月2日の参加者からは、「(千葉大学柏の葉キャンパスは)実験施設だと思っていたが、米やサツマイモなどの食材が収穫されているのに驚いた」「ドライトマトはそのまま食べるとグミみたいな食感。初めは味がないが最後にトマトの風味が残る」という感想が聞かれたという。

 米澤さんは「私たちの年代が子どものころに食べたトマトと違い、今のトマトは甘くておいしいため、これまでの参加者の中にもトマト嫌いのお子さんは意外と少なかった。トマトに限らず、野菜は年々おいしくなっているので、大人も苦手な野菜を新たな食べ方で試してみると意外なおいしさが発見できるのでは」と話す。

 開催時間は、9時15分~11時15分、12時45分~14時45分。定員は各回6組。予約は先着順で、同社のインスタグラムで前日12時まで受け付ける。参加費は1組(4人まで)3,000円。決済はクレジットカードまたはデビットカードのみ。エプロン、三角巾、飲み物の持参が必要。

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