「春のお茶会体験会」が4月9日、葛西屋呉服店(松戸市本町)で開かれる。
同店は1839年創業。着物を着て散歩を楽しむイベント「キモノde(で)おでかけ」を2018(平成30)年から戸定邸、本土寺、六義園、根津美術館などで行ってきた。茶会体験会は昨年9月に初めて行い、今回が2回目。
当日は参加者に着物姿で集合してもらい、同店が大正時代に築造した茶室「葛美亭」で茶会を開く。お茶を頂くのに必要な懐紙、ようじなどは店が用意するため持参不要。女性のみ別料金で着物、帯のレンタル(適用身長152センチ~164センチ)、着付けも行う。
7代目店主の中山晃一さんは「葛西屋の築100年を超える茶室で、本格的な茶会を体験できる。心を落ち着かせるひとときを楽しみ、非日常を味わっていただければ」と話す。
受け付け・着付け開始時間は10時、11時30分、13時、14時30分。所要時間は約90分(着付け時間含む)。定員は各回5人。参加費、レンタル・着付け代とも2,000円。要予約。ウェブサイトと電話で受け付ける。3月19日締め切り。レンタル品以外で必要な肌着、裾よけ、足袋などは持参が必要(店頭で購入可能)。