駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(東京都世田谷区)で1月9日、ラグビーのトップリーグに所属するNECグリーンロケッツ(我孫子市)がクボタスピアーズ(船橋市)と対戦した。
トップリーグ順位決定トーナメント千葉ダービーマッチの同試合。同チームはクボタスピアーズに20対30で敗れ、2002年トップリーグ発足以来初のトップイースト(2部に相当する関東東北地域リーグ)との入替戦出場が確定した。
この順位決定トーナメントは12月まで行われていたラグビートップリーグのAグループ、Bグループ双方の下位4チーム同士が最終順位を決定するもので、同チームは現在Bグループ7位。最終順位下位4チームが2部リーグにあたる3地域リーグの上位で開催されているトップチャレンジのチームと入れ替え戦で対戦する。
同チームは前半、クボタスピアーズ13番マット・サンダース選手に2度の独走トライを許すが終了間際の同選手のペナルティーからの攻撃でモールからトライを得て、13対22で折り返した。
後半クボタスピアーズの15番アイザイア・トエアバ選手にトライを許すが、終盤オフサイドで得たペナルティーを同チームがトライするも、前後半通じてのパスミスにより20対30で敗退。トップチャレンジとの入れ替え戦が決定した。
我孫子市の天王台村私設応援団の岸本修さんは「今シーズンを象徴するような負け方だが、気持ちを入れ替え、次に向かい応援したい」と悔しがる。
同チームが出場する順位決定戦は16日の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿(三重県鈴鹿市)と23日の駒沢オリンピック公園総合運動場で開催。入れ替え戦は2月以降を予定している。