クラフトビール「常磐のホップ」が、11月20日から常磐線駅内のコンビニエンスストア4店で期間限定販売されている。
JR東日本は2023年7月、地域活性化と駅の新たな魅力創出を目指して、アルコール飲料で沿線を盛り上げる方針を打ち出し、ブルワリーパブ「松戸ビール」(松戸市松戸、TEL 047-711-7218)とJR常磐線のコラボ商品を販売してきた。
2023年には紅茶フレーバーのビール「常磐セゾンJJ06」、昨年には常磐線松戸駅・新松戸駅の職員も参加してコーヒーフレーバーの「常磐の珈珀(こはく)JL25」を開発した。
「常磐のホップ」は常磐線と松戸ビールがホップ栽培プロジェクトを立ち上げ、松戸駅駅舎屋上で同駅職員が栽培したホップから製造する計画だったが、食害により実現に至らず、松戸市内で栽培されたホップを中心に使って製造された。常磐線では来年以降も、松戸駅の一部での栽培を継続しながら、JR関連施設を活用してホップ栽培をさらに拡大させる方針。
同コラボプロジェクトの運営を担った「まちづクリエイティブ」の寺井元一社長は「今回はラベルデザインも一新した。『クラフトビールのまち・松戸』の魅力と、アルコール飲料と共に活性化する常磐線を象徴したビールとなっている」とアピールする。
330ミリリットル瓶入りで、価格は798円。「NewDays松戸改札内」「NewDays馬橋」「NewDays新松戸」「NewDays金町」で取り扱う。