「まつど音楽フェスティバル」が11月8日、森のホール21(松戸市千駄堀)などで開催される。
団体、音楽家などのパフォーマンスやワークショップを通じ、音楽を楽しみ体験する機会を提供することで、松戸市民の音楽の裾野を広げ、「音楽のまち松戸」の推進、文化芸術によるまちづくりを目指し、2021年から毎年秋に開かれている同イベント。森のホール21のほか、隣接する公園「21世紀の森と広場」にある松戸市立博物館と森の工芸館を会場に行う。
森のホール21の大ホールでは、市内の小学生、中学生、高校生、一般合唱団による吹奏楽と合唱の「ハートフルコンサート」(10時~12時)、松戸観光特命大使で元宝塚歌劇団星組トップスターの北翔海莉さんと松戸市立松戸高校合唱部によるスペシャルステージ(15時~16時)を開く。
小ホールでは、松戸市・流山市・鎌ケ谷市などのダンススタジオに通う幼児~高校生がパフォーマンスを披露するダンスイベント「BOUNCE BEAT」(12時開演)を行う。
館内ではそのほか、実際にハンドルを回して演奏を体験できる「手回しオルガン」ワークショップ、三味線の演奏体験、DJ体験、親子向けリトミック体操のコーナーなどを用意する。エントランスには段ボールで作られたピアノを設置し、来場者が演奏できるようにする(経験者のみ、1回5分程度)。
松戸市立博物館では、アンデス地方の楽器「サンポーニャ」を作るワークショップと、これまでの「まつど音楽フェスティバル」の動画の上映会を、森の工芸館では、竹や木材で楽器を作るワークショップと、参加型打楽器セッション「みんなで奏でるドンドコドラムサークル体験!」を行う。
森のホール21前の広場に6店が出店し、たこ焼き、ピザ、クレープなどを販売するほか、キッズラジオパーソナリティー体験、ウクレレ体験、木製音符オーナメント作りなどのワークショップを行う。
松戸市文化スポーツ部文化にぎわい創造課の谷川恵さんは「音楽鑑賞だけでなく、ワークショップなどを通して、年齢を問わずさまざまな音楽に触れることができる。北翔さんも出演するので来場してもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行(屋外での催しは中止の場合あり)。