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松戸市民会館で天文イベント 月面探査ロボット「SORA-Q」のデモンストレーションも

変形型月面ロボット(Lunar Excursion Vehicle 2(LEV-2)愛称「SORA-Q」( ©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学)

変形型月面ロボット(Lunar Excursion Vehicle 2(LEV-2)愛称「SORA-Q」( ©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学)

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 「全国天文愛好者交流会2025」が松戸市民会館(松戸市松戸)の301会議室で6月28日・29日に開催される。

「全国天文愛好者交流会2025」会場の松戸市民会館

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 日本天文愛好者連絡会が主催、松戸市教育委員会が共催する。日本天文愛好者連絡会は、日本国内の天文愛好者のネットワークとして2010(平成22)年に設立。年に1回の「全国天文愛好者交流会」の開催、天文に関する情報発信・天文愛好者同士の交流のためのメーリングリストの運営などの活動を行っている。

 全国天文愛好者交流会は2011(平成23)年に東京都で初めて開催され、その後東京都、茨城県、福島県、香川県などで開催。コロナ禍による一時中断を挟み、今回が12回目となる。

 28日は、昨年1月に月面着陸に成功した月面探査機「SLIM」と一緒に月に着陸し、月面でSLIMを撮影した月面探査ロボット「SORA-Q(ソラキュー)」について、同装置の開発に携わったタカラトミー SORA-Qプロジェクトリーダーの赤木謙介さんが講演を行う。SORA-Qの実物大モデルを用いて月面とSLIMの模型を撮影するデモンストレーションも行う。

 29日は、国立天文台の技術職員で、チリの合同アルマ観測所で勤務する伊藤哲也さんが現地から講演。国際協力による最新の電波望遠鏡の運用と、それが捉えた宇宙について話す。両日とも講演終了後、天文愛好家による天文機材の紹介、研究発表もある。

 開催時間は、28日=13時~14時30分、29日=10時30分~12時。参加費はいずれも2,000円(高校生以下および松戸市民は無料)。定員は各80人。ウェブサイトのフォームで先着順に受け付ける。

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