
イチジク農園「ファーム根本」(松戸市幸田、TEL 090-6193-4688)が「春の農園マルシェ」を5月24日・25日に直売所で開く。
代表の根本一夫さんは100年以上続く農家で育ったが、自らは調理師の道に進み、定年退職まで26年間、ホテルでシェフとして勤務した。50代半ばの頃にイチジクの木を1本畑に植えてみたところ、思いのほか出来が良かったことがきっかけでイチジク農家を始めたという。現在はイチジク以外に枝豆、ジャガイモ、落花生、ナス、トマトなどの野菜を生産している。
同農園は2022年11月の「秋の農園マルシェ」から毎年春と秋にマルシェを開いており、今回は同農園と、SNSで公募した出店者、合わせて15店が、米粉パン、洋菓子、チキンカツバーガー、ドライフラワー雑貨、押し花雑貨、水引雑貨などを販売する。ファーム根本はイチジクの加工品やイチジクを使ったスイーツなどを販売する。
「300円均一フェア」と題して地元農家の野菜を3点300円で販売するほか、各出店者が300円の商品を用意する企画も。マルシェ終了後の14時からビンゴ大会を行い、1等「贈答用イチジク12個入り」などの賞品を進呈。マルシェの各店舗で買い物をした人にビンゴカードの引換券を渡す。
根本さんは「マルシェを通して地域活性化を目指したい。今回から始めた300円均一フェアや、ビンゴ大会も楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~14時。入場無料。