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松戸市が災害体験用機器の貸し出し 浸水、火災、地震をAR・VRで体験

ゴーグルを装着して使う災害体験用機器を貸し出す

ゴーグルを装着して使う災害体験用機器を貸し出す

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 松戸市は、防災訓練や各種イベントを行う組織・団体に対して、デジタル技術で災害の仮想体験ができる物品の貸し出しを11月11日から始める。

地震体験シミュレーター

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 町会・自治会、自主防災組織・避難所運営委員会、学校・PTAなど学校関係団体、NPO法人・社会福祉法人などが、松戸市内で防災訓練や防災関連のイベントを開く際に無料で貸し出す。営利目的の使用、個人的な使用は対象外。

 貸し出す機器は、AR(拡張現実)技術を活用し、今いる空間で浸水しているかのような体験ができる「浸水体験シミュレーター」、火災が発生したかのような体験や初期消火体験ができる「火災体験シミュレーター」、VR(仮想現実)技術を活用し、人工の世界の中で実際の地震が起きたかのような体験ができる「地震体験シミュレーター」各1台。貸し出し期間は1回につき4日間。

 利用対象は小学生以上。貸し出しを受けるには、借用希望日の3カ月前から前日までに、同市総務部危機管理課に電話、メールなどで貸し出し状況を確認して申し込み、借用当日までに防災訓練の計画書、イベントのポスターなどと貸し出し依頼書を持参するかメールまたはファクスで提出する。受け取る際は2人以上で危機管理課に来庁し、使用方法と注意点の説明を受ける。

 危機管理課の中澤麻美さんは「AR・VRを地域の防災訓練やイベントで利用してもらうことで、地域の防災力向上の一助になれば。皆さんに新しい防災体験をしてもらえたらと思うので、利用をお待ちしている」と話す。

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