「江戸川松戸フラワーライン」(松戸市古ケ崎)で9月28日、「秋の花まつり2024」が開かれる。
「秋の花まつり」の入り口と、江戸川松戸フラワーライン10周年の記念碑
江戸川松戸フラワーラインは、江戸川河川敷に広がる約2ヘクタールの花畑。春はポピー、秋はコスモスの花が楽しめる。1995(平成7)年に「緑花清流のまちづくり」構想の下、市民と行政が協働し、荒地だった河川敷を花畑に整備した。花まつりは1996(平成8)年から開催。5月の「春の花まつり」、9月~10月の「秋の花まつり」を合わせて49回目となる。
今年は7月から「フラワーボランティア」や地元の町会、市民団体、保育園、幼稚園、青年会議所、近隣住民などが協働でコスモスの種まき、草取りなど育成作業を行ってきた。昨年は猛暑と少雨の影響で生育が例年より遅く、見頃は花まつりより1カ月程度遅い10月下旬だったが、今年は種まき当日の夜に雨が降ったことから順調に発芽し、花まつりの頃に見頃を迎える予想という。
当日は、ふれあい動物広場、バザー、花・植木の販売、消防車の展示などを行う。キッチンカーも5台出店する。ステージと花畑エリアで、紙芝居、和太鼓の演奏、ドッグショー、バルーンアートのパフォーマンスなどを披露する。今年の「春の花まつり」で新設した、レジャーシートを敷いてコスモスを鑑賞できる「ピクニックエリア」を今回も設ける。
松戸市建設部河川清流課の渡辺直課長は「9月初めの関東北部の大雨により江戸川河川敷一帯が浸水し、コスモスも丸一日水に漬かってしまったので心配したが、何とか耐えてくれた。たくましく咲くコスモスと花まつりのイベントを多くの方に楽しんでもらいたい」と話す。
開催時間は10時~14時。入場無料。荒天中止。