「第25回小金宿まつり」が8月31日・9月1日、JR常磐線北小金駅の駅前広場(松戸市小金)で開かれる。
会場付近は江戸時代の水戸街道の宿場町で、小金宿と呼ばれていた。小金宿まつりは、昔の商店街のにぎわいを復活させたいという思いと、子どもたちの心に残るふるさとの祭りを残したいとの思いから、北小金駅周辺の商店主、町会、住民で構成される実行委員会が主催し1999(平成11)年から行われている。2020年~2022年はコロナ禍のため中止していた。
8月31日は地元の中学校・高校の吹奏楽部の演奏、松戸市出身の大道芸人のKAYAさんによるパフォーマンス、阿波踊りなど、翌9月1日は、子ども会のダンスの発表、大谷口歴史公園(松戸市大谷口)の開園を記念して作られた「さんさん音頭」のコンテスト、観客も参加できる盆踊りなどを行う。
前夜祭として「北小金ジャズフェスティバル」を30日18時~21時に同駅ペデストリアンデッキで行う。入場無料。6人組ジャズバンド「外山喜雄とデキシーセインツ」など3組が出演する。
実行委員長の正司進さんは「小金の子どもたちや踊り手の皆さんなど、地域の大勢の方の協力で成り立っているお祭り。5年ぶりの開催だが、小金に住んでいる人だけでなく、周辺にお住まいの人にも楽しんでもらえるよう企画している。夏の終わりの思い出に、足を運んでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は16時~21時。入場無料。雨天決行、荒天中止。