「Brunch Cafe UALLEY（ブランチカフェ・ユアリー）」（松戸市本町）が3月27日のプレオープンを経て、7月25日にグランドオープンを迎えた。

新たに提供を始めた「エッグベネディクトバーガー（ビーフ）」（1,600円）

　同店は築50年を超える古民家を改装して4月にオープンしたオーストラリアスタイルのカフェ。店舗面積は約18坪で、席数は、カウンター＝3席、テーブル＝4卓12席。

　店主のアロンさんは韓国出身。調理学校卒業後、韓国で4年間、オーストラリアとマルタで8年間、イタリアンや和食などのレストランで勤務した。結婚を機に2021年7月に来日。「いくつか物件を探したが、この古民家の雰囲気をとても気に入り、この場所に決めた。松戸市はオーストラリアのホワイトホース市と姉妹都市なので、オーストラリアスタイルの店を出すにはぴったりだと思ったことも、松戸に店を構えた理由の一つ」と話す。

　8月15日には開店時間を9時から8時に繰り上げ、従来のブランチメニューに加えて朝食メニューを新たに設けた。

　朝食メニュー（8時～10時30分）は「選べるタマゴトースト」（850円）、チキンアイオリサンドイッチ（1,050円）など。

　ブランチメニュー（10時30分～）は、アボカドカッテージトーストプレート（1,450円）、エッグベネディクトバーガー（3種類、1,400円～1,600円）、リコッタチーズパンケーキ（1,600円）などを提供する。

　ドリンクは、カフェラテ（ホット500円、アイス550円）、グレープフルーツハイビスカスエイド（700円）などのほか、オーストラリアビール（800円）、白ワイン（グラス700円）など酒類も用意する。

　「オーストラリアはカフェとブランチの文化が発達しており、さまざまな国の文化が交わったメニューが特徴」とアロンさん。

　店名は英語の「you（あなた）」と「alley（小道、路地）」をかけ合わせた造語。アロンさんは「マルタでは、家と家の間の細い路地の奥にある裏通りにもカフェなどの飲食店があり、その雰囲気が気に入っていた。この店も路地の奥にあり、落ち着いた雰囲気で喧騒（けんそう）を離れてくつろいでもらえる店にしたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は8時～18時。日曜定休。