「柏まつり2023」が7月29日・30日、柏駅東口・西口の中心街で開催される。
29日のオープニングパレードでは柏市立柏高等学校吹奏楽部が演奏する
1971(昭和46)年に柏駅周辺の地元商店会が中心となり、「柏まつり」の前身となる「柏商業まつり」を初開催。1978(昭和53)年には「柏まつり」に改称し、今年で43回を数える。2020年から2022年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。4年ぶりの開催となる。前回(2019年)は2日間で延べ約68万人が来場した。
当日は、柏駅東口・西口の周辺に、各商店会が飲食物を販売。魚すくいなどの模擬店や音楽ステージも設ける。駅東口側では、29日に1基と30日に4基のみこしが練り歩く「みこしパレード」を行う。西口側では「柏ねぶた」2基を両日とも運行する。柏市内の各地で踊られている「柏おどり」の模範演舞を見学して輪踊りに参加できるようにもする。
実行委員会事務局の担当者は「皆さんに楽しんでもらえるよう準備を進めている。家族や友達と来場してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は15時~21時。入場無料。荒天中止。
両日は、「柏市工業祭」がイトーヨーカドー柏店第1駐車場(柏市柏2)で同時開催される。小学生を対象に、ネジと木材を使ったロボットキーホルダー作りと伝統工芸の紙すき・加飾紙体験のワークショップを行う。いずれも参加無料。地元の農産物や名産品を販売するほか、焼き鳥、ピザ、アルコール飲料などの飲食販売も行う。開催時間は15時~20時。