「夏休み子供体験教室2023」が8月1日、建設技術展示館(松戸市五香西6)で開催される。
れんがと砂でアーチ橋を作った後、上に乗って強さを体験する「アーチ橋づくり体験」
同館は国土交通省関東地方整備局が、建設技術に関する情報提供および新技術の活用促進などを目的に1999(平成11)年から運営する施設。夏休みの時期には、子どもたちに建設技術をはじめ公共事業や防災について体験してもらい、土木や建設技術について関心を持ってもらうことを目的に、小学生を主な対象とした体験イベントを開いており、今回が16回目となる。
当日は、高所作業車の乗車体験、風速10メートルの風と1時間300ミリの雨量を体験できる降雨体験車、ミニショベルカーの操作体験、セメントに自分の手形を取る「セメントでモノづくり」、れんがと砂でアーチ橋を作った後、上に乗って強さを体験する「アーチ橋づくり」など17種類の体験を用意する。一部の体験は、参加希望者に対し整理券の配布または抽選を行う。
国土交通省関東地方整備局関東技術事務所の角田哲章さんは「夏休みの自由研究になるような楽しい体験コーナーや、なかなか見ることができない災害対策用機械の操作体験コーナーなど、盛りだくさんに用意しているので家族で来場してもらいたい。この体験教室が、未来を担う子どもたちの学習の場になればうれしい」と話す。
開催時間は10時~15時。参加無料。小雨決行、荒天中止。