持ち込んだ木、アクリル、金属、紙、布などの材料をDIYで加工できる「工作室アルタイル」(松戸市根本、TEL 050-7114-0439)が7月8日にオープンした。
「工作室アルタイル」では、レーザーカッター、UVプリンターなどの高価な機械を使った材料加工ができる
「切る」「削る」「縫う」「塗る」「撮影」などの作業がワンストップでできる同スペース。店主の佐々木のぞみさんは、グラフィックデザイナーとしても活動しており、立体成型については、もともとパッケージデザインを学んだ際に携わるようになったという。
「学校には、工作室があっていつでも使えたが、卒業後は、そのような場所が周りにないことに気づいた。東京にはレンタル工作スペースがあるが、出身地の我孫子をはじめ常磐線沿線にはなかったので、自分でやろうと決めて、東京に最も近い松戸に開業した」と佐々木さん。
市内には、芸術家やクリエイターが多く、同店に注目しているという。佐々木さんは「レーザーカッターやUVプリンターなどの高価な機械を提供しているが、現在のところ、材料の加工より、電子工作で来店する人が多く、少し誤算だった」と話す。
料金は、会員制で入会金3,000円(税抜)、利用料は、30分800円(税抜)~。レーザーカッターとUVプリンターは一般の利用もできる。今後は、機材の使い方や、設計、データの作り方などのサポート、ワークショップなどのイベントも開催していく予定。
営業時間は、10時~22時。月曜定休。