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松戸のオーガニックスーパーでビーガンマルシェ 安心・安全な食品を追求

オーガニックスーパークランデールを経営する「かわた」の川田裕司社長(右から3番目)

オーガニックスーパークランデールを経営する「かわた」の川田裕司社長(右から3番目)

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 「オーガニックビーガンマルシェ」が5月4日、オーガニックスーパークランデール新松戸店(松戸市横須賀1)で開催される。

動物性原料(肉、魚、卵、乳製品、蜂蜜)不使用のものに限定した商品を販売する

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 同店は2001(平成13)年にスーパーマーケットとしてオープン。2011(平成23)年、東日本大震災をきっかけに食品の安全性に対する顧客の関心が高まったことから「化学物質をできるだけ排除した商品を中心に販売する」と宣言して業態転換した。現在、取扱商品のおよそ7割が、オーガニック、特別栽培、化学薬剤不使用のもの。

 今年3月1日には、有機栽培・農薬不使用の青果、法定ワクチン以外の薬を使っていない牛・豚・鶏肉、天然の魚介類、化学薬剤不使用の加工品の専門店「ココシーズンズ新松戸店」を同店の敷地内にオープンした。

 2018(平成30)年から「オーガニックココマルシェ」と題し、毎月第1土曜に店舗前の駐車場で屋外マーケットを開いているが、動物性原料(肉、魚、卵、乳製品、蜂蜜)不使用のものに商品を限定した「オーガニックビーガンマルシェ」を今回初めて開く。今後も毎月第3土曜に行う予定。

 同店を経営する「かわた」の川田裕司社長は「ココマルシェの利用者から、動物性の食材は食べないという声を聞いており、その人数も年々増えている実感がある。そのため、ココマルシェとは別に、動物性の食品を一切扱わないマルシェを行うことにした」と話す。

 今回は同店を含む12の出店者が、総菜、弁当、乾物、調味料、ケーキ、焼き菓子などのほか、有機栽培・農薬不使用の野菜、果物などを販売する。「動物性原料不使用なのはもちろん、精製塩も使わず、できるだけオーガニックの食材を使用した商品を販売する」と川田さん。

 川田さんは「ビーガン(完全菜食主義者)の人にも安心してマルシェを利用してもらいたいし、それ以外の人も一度のぞきに来てほしい。テーブルと椅子も用意するので、弁当や菓子をゆっくり楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~15時。入場無料。雨天決行、荒天中止。

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