入江商店(松戸市岩瀬、TEL 047-360-6044)は7月15日から、「原宿アイリー」の店舗で新作Tシャツの販売を始めた。
入江商店「原宿アイリー」の入江将大社長は、東日本大震災直後いち早く現地に赴き被災者支援を行った。その後も復興支援活動を続けている(左=入江将大社長)
同社は市内の本社を事務所として、ブランド「原宿アイリー」のフラッグシップ店である原宿店(東京都渋谷区、TEL 03-3470-3731)を中心に、全国に4つの小売店舗を展開。オリジナルTシャツ、雑貨、古着の卸と小売りを行っている。特にオリジナルTシャツは、同社の入江将大社長の持つ世界観が表れた「人気商品」となっている。
「オリジナル商品のデザインは全て自分が担当している。正直大変だ」と入江さん。現在、地元に根差し、同年代の友人や家族との仲間意識を基盤とした生活をする若者「マイルドヤンキー」をターゲットにした商品を企画中だ。
東京都出身の入江さんは、結婚を機に15年ほど前に松戸へ移り住んだ。「今では松戸は第2の故郷」といい、昨年の「松戸まつり」のイベント「松戸爆破からの脱出」の企画やお笑い芸人の台本も手掛ける作家としての一面も見せる。
「これからもユニセックスや幅広い年齢層に受け入れられる商品を企画して、在庫を抱えないビジネスをしていきたい」と話す。