食べる 買う

松戸のブルーベリー農園でブルーベリー狩り 夏野菜の販売も

「ブルーベリーファーム新松戸」代表の小幡祐亮さん

「ブルーベリーファーム新松戸」代表の小幡祐亮さん

  • 40

  •  

 ブルーベリー狩りが松戸市の農園「ブルーベリーファーム新松戸」(松戸市七右衛門新田、TEL 080-4857-0141)で始まっている。

ブルーベリーファーム新松戸のブルーベリー。100グラム500円

[広告]

 代表の小幡祐亮さんが、母親、叔母と共に運営する同農園。松戸市内の主水新田と七右衛門新田にある約2ヘクタールの農地でブルーベリーとともに米と野菜の生産も行う。ブルーベリーの栽培は、農地全体のおよそ4分の1を占める。

 小幡さんは30歳まで会社員をしていたが、祖母の後を継いで2015(平成27)年に就農。同じタイミングでブルーベリーの生産を始めたという。小幡さんは「ブルーベリー栽培は、父に薦められたのがきっかけ。周りの農家がやっていないことをやってみようと思った。他の果樹と比べて手が掛からず、虫も付きにくい。手が掛からない分米や野菜の生産に手が回り都合がよかった」と話す。 

 ブルーベリー狩りには毎年、市内外から1,000人ほどが来場。小幡さんは「農園内は通路が広く、シートを敷いているので車いすやベビーカーも通りやすい。家族で楽しんでもらえれば」とアピールする。

 ブルーベリーは、およそ30品種を栽培。収穫期は6月初めから8月中下旬にかけて。通常価格は100グラム500円で、小粒な実や不ぞろいの実を「ジャム用」として特別価格で販売することもあるという。収穫期以外は、冷凍品やブルーベリーを加工したジャムを販売する。

 小幡さんは「毎日食べてもらえるようなベーシックな野菜も生産している。今はブルーベリーのほか、枝豆、キュウリ、ナス、トマト、新ジャガイモなどの夏野菜が収穫期」と話す。小幡さんは、ブルーベリーと米のほぼ全てと野菜のおよそ半分を農園に併設する直売所で販売。残りの野菜を市内と近隣の市のスーパーマーケットの産直野菜売り場で販売している。

 「ブルーベリーの6月に実る品種は収穫をほぼ終了しているため、現在、予約が可能なのは7月10日以降だが、実の生育状況次第で受け付け開始を早める可能性があるので電話で問い合わせてほしい」と小幡さん。

 直売所の営業時間は9時~17時。6月~8月は無休(雨天時に休みの場合あり)。予約は同農園の公式ホームページで受け付けている。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース