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松戸で「ウナギ」の釣果を味わうイベント―こだわりのうなぎ店店主が企画

「う奈ぎ道場」店主・鹿野さんの目利きで仕入れたウナギ

「う奈ぎ道場」店主・鹿野さんの目利きで仕入れたウナギ

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 松戸のうなぎ店「う奈ぎ道場」(松戸市栄町4)が主催する、「天然うなぎを釣って、それをおいしく食べるまでを実践するイベント」が今月、行われる。釣行日は6月4日で16時30分同店出発。「食べる日」は6月8日13時からを予定する。

「う奈ぎ道場」では注文ごとに米を炊くため、調理に40分~50分ほどかかる。「来る前に電話してもらえばお待たせしないで済む」と店主の鹿野さん。

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ウナギの釣り場は都内某所。自分の釣り場は互いに秘密にするのが愛好者のルールだ。店主の鹿野雄二さんは「ウナギ釣りは潮目が重要で、それがいいと立て続けに5、6匹釣れて早々に釣りは終わる。逆に悪いと全く釣れない。そのため潮目のいい平日を釣行日にした。食べる日については、ウナギは松戸の坂川でも釣れるほど環境に対する適応能力が高いので、いったんきれいな水に入れて体内を浄化するために数日置いた日を設定した」と解説する。

 食べる日当日、希望者には、ウナギの割き方・串打ち・焼き方(蒸し方も含む)なども教えるという。味に関しては、「養殖ウナギと比較して天然ウナギは独特の匂いや固さがあるため、初めて食べる人は、おいしいと感じないこともあるが、通になるとその風味を好んだりする。その辺を踏まえた上で、お客さんにおいしく食べさせるのが料理人の腕」と鹿野さん。

 釣行日は同店の「うなぎ釣り大会」も兼ねており、景品として、優勝は同店で利用できる「うな重チケット」3枚、2等は2枚、3等は 1枚を贈る。

 参加費は5,000円。食べる日だけの参加もできる(4,000円)。釣果ゼロでも同店のウナギを提供。釣行に参加して「食べる日」に参加できない人には、「うなぎキープ」をして別の日に食べることもできる。

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