世界的ファシリテーターのボブ・スティルガー(Bob Stilger)さんが5月11日、松戸女性センターゆうまつど(松戸市本町)で「社会的なアクションにつなげる、ダイアログ(対話)をはじめよう」をテーマに講演を行った。
ボブ・スティルガーさんはコミュニティー、組織、リーダーシップ開発実践における第一人者。1970(昭和45)年に早稲田大学で日本語と日本文化を学ぶため来日。1974年にコミュニティー開発のための会社を米国で設立。25年にわたり、地域コミュニティーなどさまざまな組織に対して、交通計画、社会サービス、エネルギー戦略など多種多様な領域で支援してきた。
その後、マーガレット・J・ウィートリーさんと「The Berkana Institute」の共同代表を務め、健全でしなやかなコミュニティーづくりに向け、南アフリカ、ジンバブエ、インド、ブラジル、オーストリアなど世界各地で活動を展開し、人々が関係性を再構築し、信頼を築き、共に行動する仲間となるためにダイアログ(対話)を実践してきた。
当日の参加者は12人。ダイアログ(対話)やフューチャーセンターについて、ボブ・スティルガーさんは「マインドマップ」や「ワールドカフェ」などの手法を用いて、参加者がその概念を知ることができるようにワークショップを進めた。