「おこめをつくる不動産屋」をキャッチコピーに掲げる松戸・八柱の「omusubi不動産」(松戸市常盤平陣屋前)が5月2日、オープンした。
築古物件を中心に取り扱い、「今ある建物を、よりよく使う」ことを目的に事業を展開する同店。古い民家、アパート、団地、ビル、工場などをシェアハウスにしてみたり、住人が自由にDIYできるようにしたり、使い方や間取りを変えたりするなど、アイデアを出しながら築古物件の再生を手掛ける。
米作りイベントも主催する殿塚建吾社長。「紹介した物件の入居者が米作りに参加している。地縁関係の無い人は、そうした活動の中で、自分の住んでいる地域の人と知り合うことで住みやすくなる。物件の紹介だけではなく、そうした人と人のつながりもサポートしていきたい」と意気込みを見せる。
米作りのほか、DIYのワークショップなども今後開いていくという。