古民家スタジオ旧・原田米店（松戸市松戸）の中庭と裏庭で5月22日、「おこめのいえ手創り市」が開かれる。

多くの人で賑（にぎ）わう手創り市

　10回目を迎える同イベント。当日は松戸にゆかりのある手作り作家の作品が集まり、50店舗が出展を予定している。布小物やかばん、アクセサリー、雑貨のほかに有機野菜や菓子、カレーなど飲食の販売も。

　会場となる古民家スタジオ旧・原田米店は松戸駅西口より徒歩3分ほどの場所にあり、旧水戸街道沿いに建つ築100年を越える古民家。路面に面して商家があり、奥に向かって母屋が続き、街道沿いの古民家ならではの特徴的な建物となっている。現在、建物全体は一般のテナント、アーティストやクリエーターのスタジオとして活用されている。

　普段、アトリエとして活用されている空間を多くの人に楽しんでもらいたいという思いから、同イベントを企画したという。同イベントを主催する安藤早織さんは「今回は焼き菓子やパン、軽食が多めの出品となっている。有機野菜の販売もあり、春の恵みを楽しめる内容となっている」と話す。

　安藤さんは「雑貨も布小物、和小物、猫雑貨、アクセサリー、陶器など多彩な店が並ぶ予定。パラグアイの楽器、アルパや神秘的なシンギングボウルの演奏が古民家と緑豊かな空間を彩り、その雰囲気を楽しんでもらいたい。ぜひ遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は11時～16時。雨天の場合は5月29日に順延。参加無料。会場にはおむつ替えや授乳用の部屋完備。