松戸のコワーキングスペース「BANANA CLUSTER（バナナクラスタ）」（松戸市新松戸4）が1月15日、開所1周年を迎えた。

同施設を運営する森田浩之さん（右から2番目）とフロアマネージャーの森田千恵さん（同3番目）

　昨年1月15日に松戸初のコワーキングスペースとしてオープンした同施設。電源や無線LANを備え、異なる仕事をしている人が同じ空間でつながり、知識や発想を共有しながら働いたり、勉強したりできるほか、飲食の持ち込みも自由となっている。

　同施設の運営を手掛ける「プロレイヤ」社長の森田浩之さんは「松戸に住んで20年以上。東日本大震災を機にオフィスを松戸に移して地元のことを何も知らないことに気付いた。そこで事業を続けながら何か地元に貢献できないかと考えた所、『コワーキングスペース』という空間の存在を知り、一昨年の10月くらいから一気に立ち上げた」と話す。

　この日は、開所1周年を記念して同スペースを無料開放し「交流会」を開いた。会場では、松戸観光大使でシンガー・ソングライターの吉崎さとしさんがMCを担当。参加者によるライトニングトーク、プレゼント抽選会、ミニライブなどで盛り上がった。

　森田さんは「開設当初は誰も来ない日が続いたが、徐々に会員や利用者が増え、さまざまなイベントを開催してもらえるようになった。ビジネスのコラボレーションも生まれている。日当たりがよく明るい空間で、女性の利用も多い。気軽に見学、利用相談をしてほしい」と呼び掛ける。

　利用料金は、2時間＝500円、終日＝1,000円。営業時間は、平日＝9時30分～21時30分。土曜・日曜・祝日＝9時30分～17時30分。