
「江戸川松戸フラワーライン」(松戸市古ケ崎)で9月27日、「秋の花まつり2025」が開かれる。
江戸川松戸フラワーラインは江戸川河川敷に広がる花畑で、春はポピー、秋はコスモスの花が楽しめる。1995(平成7)年に「緑花清流のまちづくり」構想の下、市民と行政が協働し、荒地だった河川敷を花畑に整備した。花まつりは1996(平成8)年から開催。5月の「春の花まつり」、9月~10月の「秋の花まつり」を合わせて51回目となる。
今年は7月から、「フラワーボランティア」や地元の町会、市民団体、保育園、幼稚園、青年会議所、近隣住民などが協働で、約1ヘクタールの畑にコスモスの種をまき、草取りなどの育成作業を行ってきた。現在はぽつぽつと咲いているが、猛暑と少雨の影響で生育が例年より遅く、見頃は10月中旬以降になる予想という。
当日は、触れ合い動物広場の設置、花・植木の販売、ドローン操縦体験、消防服着装体験、消防車・自衛隊車両の展示などを行う。キッチンカーも6台出店する。ステージと花畑エリアで、紙芝居、ウクレレや和太鼓の演奏、犬が調教師の指示で跳んだりフリスビーをキャッチしたりするドッグショー、バルーンアートのパフォーマンスなどを予定している。レジャーシートやテントを敷いてコスモスを鑑賞できる「ピクニックエリア」も設ける。
松戸市建設部河川清流課の毛利淳二課長は「7月早朝のたいへん暑い中、地域の皆さんが種まきをしたコスモスが、猛暑や台風を乗り越え咲き始めている。イベントと一緒に花畑も楽しんでもらいたい」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。荒天中止。