
「第58回SEITOKU夏期保育大学」が7月26日、聖徳大学(松戸市岩瀬)で開かれる。
「SEITOKU夏期保育大学」の全体会の講師で、絵本「ぱんぱんでんしゃ」など多くの作品のある絵本文章作家の五味ヒロミさん
同大学が保育関係者相互の連携を図りながら、保育学に関する研究をより一層高める目的で、幼稚園教諭・保育士、保育・幼児教育に関心のある人を対象に行う研修会。1968(昭和43)年に「夏期保育講座」を行って以来、名称を変えつつ毎年夏に開催している。今回は「保育のこれからと子どもの未来のために!」をテーマに掲げる。
10時40分~12時10分に行う全体会では、絵本文章作家の五味ヒロミさんが「子どもの笑顔のために、私も楽しもう!」というテーマで講演する。「私が楽しい=子どもが楽しい」という思いで子どもたちと関わってきた経験や、幼稚園教諭・病棟保育士としての経験を基にした絵本作りなどについて話し、絵本の読み聞かせも行うという。
13時30分からは、10のグループに分かれ、リズム遊び、版画表現、心理学、インクルーシブ保育など、教育・保育現場で役立つテーマで分科会を開く。同大学および短期大学、大学院の教授・准教授が講師を務める。
同大学総務課広報担当の関野江梨香さんは「楽しみながら学べる良い機会を提供できれば」と話し、参加を呼びかける。
開催時間は10時30分~16時(9時50分受け付け開始)。参加費は一般=5,000円、同大学卒業生=4,000円、在学生=2,500円。定員は500人。申し込み方法はウェブサイトに記載する。