
「松戸のかるた」の復刻版が3月26日から松戸観光案内所(松戸市本町)などで販売されている。
「松戸のかるた」は、松戸市内のかるた愛好者の団体「松戸かるた協会」により、同市制施行50周年を記念して1993(平成5)年に作られた。読み札と絵札各48枚の内容は、松戸市内に当時48校あった小学校が分担し、市内の名所旧跡や名物などを基に児童が考案。絵札の絵もそれぞれの学校の児童が描いた。
今回の復刻版製作は、松戸市制施行80周年(2023年)、人口50万人到達(2024年)の節目を迎えるに当たり、松戸市観光協会の理事らが中心となって企画。同協会の石上留美子副会長は「子どもたちに昔の松戸を楽しみながら知ってほしいという思いから復刻した」と話す。
価格は1,500円。初版発行から30年を経てなお実用品として愛好されている「松戸のかるた」のレガシーとしての価値を尊重し、作品の内容には手を加えず、当時と比べて変化した内容は説明文に改訂を加え別紙で添付したほか、松戸市観光協会のウェブサイトにも掲載した。
松戸観光案内所の開館時間は9時30分~17時30分。月曜閉館(祝日の場合は翌日)。戸定が丘歴史公園(松戸市松戸)の駐車場内にある売店でも販売する(土曜・日曜・祝日10時~16時)。