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松戸を舞台にしたノベルゲーム公開 市のコンテンツ産業の軸に

「コミックマーケット91」へ出展した松戸市コンテンツ事業者連絡協議会のブース

「コミックマーケット91」へ出展した松戸市コンテンツ事業者連絡協議会のブース

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 キッチンガイズファクトリー(東京都台東区)が制作するノベルゲーム「秋葉原まで13時間~姫はゲームを作りたいっ!~」のスマートフォン向けの配信が2月下旬、始まる。

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 松戸市内の高校を舞台とし、留学生である姫が友人と共にゲームを制作していく過程に触れる同ゲームは「創作活動の楽しさを伝える」がコンセプト。クリエーターが抱く問いと答えに、登場キャラクターと共に向き合う内容となっている。

 松戸市は昨年3月、松戸市コンテンツ事業者連絡協議会を設立し、「東京ゲームショウ2016」への出展、伊勢丹松戸店でのVR体験イベントなどで、最新のコンテンツを制作・提供するほか、クリエーター誘致に力を入れる。同ゲームの周知は、昨年12月に開催された「コミックマーケット91」でパンフレットやクリアファイル配布するなど、クリエーター誘致を兼ねて行った。

 同協議会事務局を務める松戸市文化観光国際課の臼井薫さんは「『秋葉原まで13時間』のキャラクターを使ったグッズ開発や、東京ゲームショウ2016に出展した『ビットゲームメーカー』を活用した松戸を舞台としたゲームの制作などの展開をしたい」と話す。

 臼井さんは「4月以降はコンテンツ産業に特化した支援制度も構築する予定。起業する際には、ぜひ松戸を選んでいただければ」と呼び掛ける。

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