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松戸少年ラグビースクールが40周年 リオ五輪代表も輩出

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 松戸の「森のホール21」(松戸市千駄堀)で9月4日、「松戸少年ラグビースクール創設40周年記念式典」が開かれた。

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 同スクールは松戸市内唯一の少年ラグビースクール。毎週日曜、陸上自衛隊松戸駐屯地グラウンド(五香六実)で練習している。八千代市、市川市との「三市対抗交流会」、千葉県下のラグビースクールのトーナメント「NEC杯」への出場など、市内外で活動を続けてきた。

 式典には、現役のスクール生をはじめ、OB・OG、保護者が出席。来賓として、松戸市ラグビー協会の杉浦誠一会長、山口栄作副会長、千葉県ラグビー協会レフェリー委員長の長谷川公広さんが祝辞を述べた。

 前回式典が開かれたのは35周年に当たる2011年。同運営委員長の澤田覚さんは、5年間での変化について、「中学部が単独で活動できるようになったこと」と「震災を機に石巻ライノスと交流を持つようになったこと」を挙げる。「2015年のラグビーワールドカップでの日本代表の活躍を契機に体験希望や入部が増えた」とも。同スクールには7月現在、中学部20人、小学生・幼児の部115人が在籍している。

 8月に開催されたリオデジャネイロ・オリンピックでは、同スクールOGの横尾千里さん(東京フェニックス所属)、大黒田裕芽さん(アルカスクイーン熊谷所属)が今大会より正式採用された7人制ラグビー競技に出場。今春、明治学院大学を卒業した同スクールOBの上原哲さんはトップリーグのキヤノンイーグルスに入団するなど、卒業生の活躍も40年の歴史に華を添える。

 式典のあいさつで、澤田さんは「各チームと活発な交流を行っているが、交流は子どもだけではできない。交流を続けてくれているチームや、グラウンドを使わせてくれている自衛隊の皆さま、本スクールの関係者の皆さまのご協力があってこそ」と感謝の意を表した。

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