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松戸で市民活動見本市 協働パートナーと未来を紡ぐ意見交換

テーマに分かれアイデアを出し合う参加者

テーマに分かれアイデアを出し合う参加者

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 まつど市民活動サポートセンター(松戸市上矢切)で3月5日、「第13回NPO・市民活動見本市~まつどみらい会議」が開催された。

団体ブース展示の様子

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 これまでの市民活動の周知・PR活動だけではなく、より具体的な活動につながるよう「協働のパートナーを見つける」をテーマに掲げ行われた同イベント。

 当日は240人が参加。NPO法人クリエイティブまつど工房代表理事の榎本孝芳さん、一般社団法人STUDIO MOC代表理事の荻野正和さんをゲストに招いたトークセッション、パネル展示をした団体の紹介が行われた。

 その後、同イベントのメーンイベントである「みらい会議」が行われた。事前に主催者が検討したさまざまなテーマのほか、当日参加者から持ち込まれたテーマの中から、子ども、高齢者問題、若者による街づくり、団体のマーケティング活動など、15のテーマに関心のある人たちがグループを作り、団体の垣根を越えてアイデアを出し合った。

 各グループの発表後、投票を行い、もっとも得票が多かった「子ども食堂」、「空き家のプラットホーム化」のアイデアを同センターバックアップのもと、実現に向けて行動していく予定。

 NPO法人ユニバーサル就労ネットワークちばの南里奈緒美さんは「松戸市にこれだけのNPO、市民団体があることを初めて知った」と話す。

 「私たちは社会的に孤立している人々の就労支援をしているが、子育ての支援をしている団体から協働できないかと声がかかり、事業連携ができる可能性を見つけられたのが収穫。ただ単に会議に参加して話をするだけではなく、今後具体的な活動につながれば」と期待を寄せる。

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