
花をテーマにしたイベント「お花のテーマパーク ~お花の循環を体感する~」が3月8日・9日、流山おおたかの森駅前の「森のまち広場」(流山市おおたかの森南1)で開催される。
商業施設「流山おおたかの森S・C」が主催、流山在住の三田真維さんと原麻衣さんによる「Flower Dance」が協力し、多くの人に花と触れ合い楽しんでもらうとともに「花の命の循環」について知ってもらうために初めて開催する。
Flower Danceは、ロスフラワー(余剰・規格外などのため廃棄される生花)を減らすために、生花の移動販売、幼児・小学生向けの生け花教室、ドライフラワーでキャンドルやアートフラワーなどを作るワークショップなどの活動を2022年3月から行っている。
同イベントには2日間合計で30店が出店し、生花やドライフラワー、花の苗、花器などを販売。生け花やスワッグ(壁飾り)作り、フラワーアレンジメント作りなどのワークショップも行う。キッチンカーも5台出店する。
花に囲まれた迷路の中を歩きながら、好きな花を1人3本まで摘み取ることができる「花摘み迷路」を用意。8日は13時から、9日は10時20分から行う。参加整理券を8日は12時から150人に、9日は10時から300人に配布。当日流山おおたかの森S・C内の店舗を利用した1,000円以上のレシート(合算可)の提示で参加できる。
9日10時から、花びらなどで地面に絵を描く「インフィオラータ」を行う。江戸川大学、筑波大学などの学生約10人が制作に参加するほか、当日の来場者からも参加者を募集する。
三田さんは「ロスフラワーを生かして花摘み迷路やインフィオラータを作り、さらにドライフラワーやキャンドルなど新たな形に生まれ変わらせることで、花の命を楽しむ仕組みを取り入れている。花が新たな命を吹き込まれる「花の命の循環」を知ることで、物を大切にする気持ちや資源を無駄にしない考え方が自然と広がっていくはず。このイベントが、そんな気付きの場になればうれしい。花の新しい可能性を一緒に感じてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。小雨決行、雨天時は花摘み迷路のみ開催。